レポ1

SPADE BOX




 SPADE BOXトップバッターを務めたのは名古屋の爽やか系ロックバンド『No Time』。
堂々たるパフォーマンスで朝一番からオーディエンスに火をつけた。

 まだ道の途中、まだまだ発展、進んでいくという意味が込められている『MIDWAYS』。
2ビートの効いた痛快なメロディの最後の曲が印象的だ。

 豊橋からやってきた、叙情系ロックバンド『SAI』。
エモーショナルなサウンドと胸を掴む歌声で会場に哀愁を漂わせた。

 3ピースバンド『PEARLING』は、持ち味の勢いで3曲を休む暇なく演奏。
会場に熱く、どこかピースフルな空間を作り出した。

 今回のイベントでは異色なバンドであった『daep』。
ヘヴィなサウンドに重なるVo.のデスヴォイスが、会場に独特の空気を流し込む。

 5ピースバンド『Leaf-Tailed Geckos』。
唐突な曲中MCではメンバーへの深い感謝を伝える。
1曲を大事に演奏しきった。

 4人組ゆるふわ系ロックバンド『アケナイヨアケ』。
強さも儚さも兼ね備えた温かいメロディと巧みな演奏で、フロアは無数の腕を見せた。


 休憩明けの一発目を飾ったのは『Rich Tastes』。
様々なジャンルを飲み込んだ多彩なサウンドでオーディエンスを踊らせた。

 メロディックラウドロックバンド『Leopard』。
名古屋を拠点に活動を重ねる彼らの実力は、オーディエンスを自然と魅了する。

 愛知発EDM系ロックバンド『Riebe’s’Tone』。
縦へ、横へとオーディエンスを揺らし、会場をまたたく間にダンスフロアへと変えた。

 ギターボーカルとドラムボーカルの2ピースバンド『ハルフラット』は今イベントが記念すべき初ライブ。
短い楽曲を持ち味にし、10分という持ち時間で4曲を披露した。

 三重県発おもしろオタクスリーピースバンド『Agorophius』。
面白い歌詞と中毒性のあるメロディに煽られ、踊って歌って手を伸ばすオーディエンス。
会場は大いに盛り上がりを見せた。

 SPADE BOX最後を締めくくったのは『all moss tea』。
“オシャレ楽しいロック”と謳う通りの軽快なサウンドでオーディエンスを魅せていく。
フロアは視界が遮られるほどの腕が上がった。

SiX-DOG



 『MOST SOUND WEAPONS』。
離れた土地に住んでいるという彼らの名古屋初ライブ。
同期を使ったポップなメロディが特徴的だ。

 5ピースバンド『CounteRise』。
Vo.のハイトーンボイスと、なぜか上半身裸のGt.とBa.が頭に残る。
雰囲気の違う2曲を高らかに歌いきった。

『15centimètre』の名前の由来は、人の心臓の平均的な大きさから。
一人一人の心臓に目がけてまっすぐな演奏を披露した。

 富山からはるばるやってきた『シンプルパンチ』。
シンプルな音を届けると謳う彼らの一直線なサウンドがグッと心に刺さる。

 4ピースバンド『the triplets』。
ギラギラと熱さを潜めたエッジのあるサウンド。
綺麗事のないロックンロールをかき鳴らした。

 今イベント、オリジナルバンドの大トリを飾るは、名古屋発ロックバンド『asanagi』。
初ライブとは思えないダイナミックなプレイでフロアを圧倒した。今後に注目したい。


GUEST / APOLLO BASE



 ゲストバンドライブ、最初のバンドは”エバロン”こと『EVERLONG』。
一曲目は今やEVERLONGの代表曲とも言える「POPダイバー」。
振り付けが特徴的なサビで観客も一斉に息ぴったりのダンスを見せる。
そして勢いが冷めやらぬまま「story」へ。
オーディエンスも拳と声で熱く応える。
「炭酸水をー!」「飲みほしてー!」と「群青炭酸」で大きなコールアンドレスポンスを響かせたかと思うと、「泡の雨、君の街」でノスタルジックな空気が一気に会場を包みこんだ。
「オレンジ」ではタイトル通りのオレンジの光がステージを照らし、温かく柔らかい空間を作る。
大学のサークルで出会い結成し、今に至るEVERLONG。
今年は名古屋の大型音楽フェスFREEDOM NAGOYA 2017のメインステージでトリを務めた。
「自分が信じるもの、あと、やってみようかなーと思ってること、やってみてください。俺は夢、叶えた。まだまだ夢があるから叶えておこうと思ってます。」とMitsuhiroさん(Vo.Ba.)が語った。
「夢は叶うからなー!」と「夢」「ヨナギ」を演奏し、APOLLO BASEのスタートを切った。

 続いては”ボーイミーツ”こと『THE BOY MEETS GIRLS』。ポップでキャッチーなメロディが印象的な「アイスクリームポップスター」でライブをスタートした。「今日は一人残らず収穫しにきました!」と「SPA NOVA ~Love伊豆Over~」で会場を揺らしていく。シンセサイザーが効いた「SUSHI☆ZANMAI」では、お洒落なサウンドとは裏腹なユーモア溢れる歌詞と寿司を握るような振り付けで、フロアに愉快なボーイミーツワールドが広がった。大学で出会った仲間と卒業後にバンドを組んだとMCで語る高島大輔さん(Vo.Gt.Key.)。「今日一日終わるまで、みんなが正直に笑って、時には泣いたりしてもいいような、誰もひとりぼっちじゃない時間を作ろうと思ってます。」と、「アンドロメダ」を演奏。メンバーの優しくキラキラとした笑顔に、オーディエンスもつられたように笑顔が溢れる。ラストの「ミラーボール」は透き通る歌声とまっすぐなサウンドで会場に一体感を生み出し、誰も一人にならない空間を作り出した。

 音学収穫祭の最後を飾るは、『みそっかす』。序盤から「i wanna be a ハンサム」「タイムトラベラー」をかき鳴らし、みそっかすの世界へ誘っていく。新曲の「ユーフォー・ユーフォー」では、縦横無尽にステージを駆け回るマイケルTHEドリームさん(Key.)の煽りにオーディエンスも負けじと応える。デストロイはるきちさん(Vo.Gt.)の「身体が動きませんか!」「かっこいい演奏が聴きたいですか!」の声で始まった「マッドシュリンプス」。会場がヒートアップしていく。日本福祉大学で出会った仲間とスタートしたというみそっかす。「一人でも音楽やれる世の中になっちゃいましたけども、是非、皆さんバンドをやってください!」とはるきちさんが熱く語り、ラスト3曲「ダンシングモンスター」「ホリデイ」「ワルイトモダチ」とライブチューンを立て続けに演奏した。鳴り止まない拍手の中、再登場したメンバーはアンコールに「キャデラック」「パパパ」を披露。大盛り上がりのまま音学収穫祭2017は幕を閉じた。

文=空尾あきら

レポ2

音収祭 レポ RAD SEVEN A.B 前哨戦を経て遂に音楽収穫祭本番を迎えた。新栄におよそ100バンドが集結。ここRAD SEVENにも20バンドが集まった。沢山のお客さんに会場のボルテージも上々だ。
そんな中、始まった1バンド目。
『三銃士 』この日のために久しぶりに集結した、名大、名工大、三重大の3ピースバンド。ジターバグ、曇天とメジャー所の曲で観客の心を鷲掴み、初っ端から大いに盛り上げた。

お次は愛教大のSPOONから『ZUI』。
まさかの女性のドラム&ボーカル、カッコ良すぎて会場中が痺れた。2曲ともしっとりした雰囲気の曲だがツインボーカルの力強い歌声に圧倒された。

続いて『funny angel.』。
アンパンマン検定所有のキーボードが天使との事でバンド名にangelを入れたらしい。
angelの名に相応しいアイドル級の盛り上がり、YUIのSUMMER SONGとMrs.GreenAppleのStaRtで男性陣の心を鷲掴みにした。

次は岐阜聖徳学園大学から『ginger』。
男性が1人いるような気がしたがガールズバンド(?)らしい。
透明感のあるボーカルが歌い上げるsecret baseにうっとりした所で、2曲目SCANDALの少女S。力強く歌い上げるボーカル、1曲目のしっとりとした雰囲気とのギャップにみんながやられた。

続いて三重大学から『ばけもん。』全員が1年生のルーキーバンドだ。
米津玄師のピースサイン、RADWIMPSの会心の一撃で会場を大いに盛り上げた。
ルーキーを見に来たのか吸い寄せられるようにお客さんが。
まだ1年生、今後に期待したいバンドだ。

次は愛知学院大学から『The mercury』この日のために色々なサークルの部長を集めて結成。
sumikaっていいよね~という理由で曲はソーダとふっかつのじゅもんに決定。
一部歌詞があやふやになるも、流石部長バンド、演奏の安定感は抜群。
「そろそろお昼でお腹も空いてきたし、回復のじゅもんかけていいですか~?」の一声で始まったふっかつのじゅもんは大盛り上がりだった。

続いて中部、名城、中京で結成された『IWAMA』なんと、バイト先のゲオの店員で組んだゲオバンドである。
ゲオの制服を着て登場し会場をザワつかせた。
名前の通りWANIMAをやるかと思いきや、まさかのKANA-BOON。
かっこいい演奏に会場が沸いた。

休憩を挟んで第二部。
三重大学軽音楽部から『我ここにあり』米津玄師のリビングデットユースとMAD HEAD LOVEを演奏。
どこからともなく人が現れ、あっいう間に凄い人に。
観客も一体になった楽しい演奏だった。

次は愛工大から『Feather』もう一つ方のRAD7に行ってしまい集合に大幅に遅刻した話で笑いを誘った。
力強くカッコイイボーカルで歌い上げるアニソン。Funny Bunnyと夜は眠れるかい?で会場を盛り上げた。

続いて名古屋女子大学から『金平糖』4月から楽器を始めたばかりの1年生ガールズバンド。チャットモンチーのシャングリラ、SHISHAMOの恋するを可愛く歌い上げた。
まだまだこれからのバンド、今後が楽しみだ。

次は椙山女学園大学から『ねこの缶詰』夜の本気ダンスのwhereとCrazyDancerで会場を大いに盛り上げた。
4年生バンドなだけあって安定感抜群でカッコイイ。
10月21日、22日に学祭でライブをするとの事なのでお時間ある方は是非。

続いて名古屋市立大学から『about:blank』5人組の2年生バンド。
パスピエのMATATABISTEPとフィーバーを演奏、会場中に手拍子が鳴り響いた。
耳に残るボーカルと歌詞が頭から離れない。

次は中京と大同から『Noyz』安定感のある演奏と高い歌唱力に驚いたが、なんと昨日初めて会ったらしい。
My Hair is Badのブラジャーのホックを外すあの曲とRADWIMPSの前前前世でたくさんの人を盛り上げた。
続いて『俺がサイサイ!!』フレッシュ&キュート100%のガールズバンド(?)だ。
始まる前から盛り上がる観客、会場は超満員。
ゴリゴリの男性ボーカルで歌い上げるSilent Sirenのチェリボム、メンバーも観客も振り付けはバッチリだ。
「自分なりのぐるぐるをして下さい~!」で始まったぐるぐるワンダーランドはサークルモッシュが起こるほど、この日1番会場を盛り上げた。


(みーちゃん)

レポ3

音収祭ライブレポート SIX-DOG

1.名前だけでも覚えて帰ってください。
三重大学、日本大学、東京工科大学から参加の3ピースバンド。
ベースボーカルで始まる1曲目「今日の明日は明日の今日」。フロアでは、手拍子や拳をあげている姿が。
2曲目の「金縛り」ではベースボーカルの「暴れてください」とのMCに相応しくどしょっぱつからデスボが鳴り響く。ラストは会場が一つになってヘッドバンギング。ボルテージは一気に上がる。トップバッターとして相応しいライブを魅せてくれた。

2.HolyChica
岐阜からやって来た4ピースバンド
2曲目「賢いガキは嫌いだよ」で、アルトサックスを取り入れたポップなスカバンド。
ポップなメロディにパワフルなボーカルが魅力。観客はそのリズムに合わせて体を揺らした。
3.CREOROOL

ボーカル、ギター、ベース、ドラム、ショルダーキーボードの5人で構成されるガールズバンド。「思い」「Happy Day」の2曲を演奏。素直な歌詞は聴衆の心にまっすぐに響いたことだろう。「Happy Day」のギターのメロから始まりだんだんと音が重なっていくイントロは魅了された。サビとイントロでのクラップで会場は一つになった。
4.ムラカミカズシ
アコギ1本を手に登場した男。闇の中スポットライトで照らされ、心に染み入るような歌声で観客を魅了した。しっとりと歌い上げられた彼の歌は夜が似合う。是非とも街灯の明かりも少ない夜道で1人聴きながら帰路につきたいものだ。

5.山田アサヒ
赤のワンピースにアコギを抱えた美少女。悲しい失恋と、恋をしているウキウキした気持ち両極端な乙女の恋心を歌い上げた。彼女のキュートな笑顔に心は鷲掴みです。

6.The Lazy Club
中京大学からやって来た4ピースバンド。オリジナルは初めての挑戦。全員洋楽が好きとのことで、歌い上げた2曲は英詞が載せられた。
これぞロックと言うような正統派ロックバンド。完成されたサウンドは聞いていて気持ちがいい。

7.fuwatto
岐阜薬科大学からやって来た5人バンド。なんと1回生から6回生までいるという幅広いメンバー構成。
バンド名の通りふわっとゆるっと優しい歌声で観客の心をほっこりさせた。
ボーカルのほほえみはとってもキュートでこちらがつられて笑顔になってしまう。癒しです。

8.とまと
説明なんかいらねぇと始まった彼ら。とまとという可愛らしいバンド名とは裏腹に荒く激しいサウンドが。おっとボーカル不在か。と思いきや、インストで始まる1曲目。
ボーカルが入ったかと思いきや今度はこれは歌詞なのか。ボーカルも楽器の一つだと言わんばかりの様子。フロアも謎の盛り上がりを見せた。

9.GYU-TANG BROTHERS
上半身裸のギターと手に抱えて演奏するキーボードのツインボーカルからなる劇場型ライブバンド。曲はオタサーの姫や、落単や、電車の空調などタイムリーでキャッチーなテーマ。観客を巻き込み大いに楽しませた。若者の有り余った力がすべて溢れるような、そんなバンドであった。

10.kuhnel
4ピースのガールズバンド。三曲目には力強いサウンドで、悲しくも希望のあるメロディを奏でた。
少し落ち着いたメロディにハイのコーラスを重ね、ガールズバンドの真骨頂を見た。

11.PatchWork
三重大学からやって来た4ピースバンド。なんとボーカルは4年生になるのを諦めているのだとか…。彼らの全力の演奏は、1曲目を終わってのMCで思わず「疲れた」とこぼしてしまうほど。そんな全力のライブと言葉巧みなMCに人がぞくぞくと集まり、心をつかむ。

12.中山大之
リハを聞いて司会が思わず「ヤバイやつがいる」と言ってしまうほどの実力の持ち主。爽やかで軽やかなボイスが会場全体を包む。2曲目には自身の振られた経験をもとにした「セプテンバー」という失恋ソングを披露。情趣あふれる詞に魅了される。この人はまた夕暮れから薄暮にかけてが似合う。是非とも陽ノ下で歌っていただきたい。

RAD SEVEN


・bee'z
中京大学からやって来たB'zのコピーバンド。自由に動き回るボーカルの迫力は素晴らしいものを感じる。なにより演者が楽しそうにしており、こちらまでも楽しくなってきてしまう。
2曲目には誰もが知っている「ウルトラソウル」を披露。熱のあるボーカルに会場のボルテージは上がる。会場が一つになった。

・Susnos
中京大学からやって来たBUMP OF CHICKENのコピーバンド。1曲目終了後、緊張からか本人達は「やめたい一心」と語るも、2曲目「車輪の唄」では、しっかりとBUMP OF CHICKENの世界観を歌い上げた。

・Яe.start
Mr.Children、スキマスイッチのコピーバンド。まさかのベース不在、ドラムは代打というトラブルが発生しながらも、まっすぐと伸びるボーカルの声が会場に響き、しっかりと歌い上げた。

・わさつむり
中部大学からやって来たアニメソングのコピーバンド。なんとメンバーは全員1年生。安定したリズム隊が印象的。1曲目の「シュガーソングとビターステップ」は可愛らしい声で歌い、2曲目「誰も知らない物語」では、打って変わって大人っぽく歌い上げる。1年生の実力しかと見届けたり。今後の彼らに更なる期待。

・ORANGE MARMALADE
三重大学からやってきたYUIとKANA-BOONのコピーバンド。ベースは実行員を務めており、トリかと思わせるようなエモいMCをかます。それに呼応するように観客では歓声が湧き、曲が始まると飛んだり体を揺らしたり、頭を振ったり、手を挙げたり。皆が好きなように音楽を楽しむ気持ちのいい空間を作り上げた。

・SigmA
トリを務めたのはなんと1年生だけで構成されたMrs.GREEN APPLEのコピーバンド。2曲目「StaRt」は他のバンドとの曲がかぶってしまったが、それをプラスに捉え、観客全員を巻き込んで大いに盛り上げた。1年生とは思えないほどの堂々としたライブを魅せてくれた。名古屋の音楽サークルの未来は明るい。

レポ4

音楽収穫祭という学生のサーキットフェスに行ってライターとして行ったんですが、全然ただたんに小学生の感想みたいになってしまった。

ただ自分の気持だけを文字に乗せてみたのでロッキンのインタビューくらいありますが、公開だけしとく。

  HeartLAND

  ついに始まった音収祭
このライブハウスの独特の臭い、雰囲気、感覚が出演者全員を包み込んで迎えた。
広さは大体縦は大股5歩分、横は11歩分くらいだった。
出演バンドは21組どんな演奏を見せてくれるのか。各々が持つ楽器やエフェクターケースには好きなバンドのシールだろうか。めちゃくちゃにライブ祭感があって好きだ。
このHeartLandは比較的ラウド系のバンドが多く、ゴリゴリのキッズたちで溢れていた。

  本番前、出演者含め70,80以上はいる人数がこのハコの中にあつまり、各バンドの自己紹介が始まる。
一番印象にのこってるのは、最後のサラダチキンが放ったこの言葉「トリやりまーす」この言葉は狙ってか狙わずか、サラダチキンだけに??と突っ込みたくなる自己紹介だった。

  オープニングが始まり、様々な説明が終わる。
ツイッターを活用したゲームや、インスタ映えのするボードなど様々な工夫がなされてこの音収祭は成り立っている。
 
始まりの合図とともに最初のバンドはNATA DE COCOだ。
「どうもこんにちは、Fラン大学から来ましたNATA DE COCOと申しますよろしくお願いします。」というMCから入り、トップバッターを飾るこのバンドはヤバイTシャツ屋さんのコピバン。
いかにも!と思えるつかみで会場の空気をつかむ。
最初に観客に手を挙げさせ、「みんなが手を挙げないと始まらないタイプの曲となっております」とヤバTおなじみの煽りから「無線LANばり便利!」で盛り上げた。
余談だけど、もしヤバTがもっとスタイリッシュになって、イケてる大学生やってて、WEAREとかに投稿するようになったらNATA DE COCOになると思う。 
自分たちのことをFラン出身と豪語するあたり、ヤバTの偏差値20下げる音楽というものへのリスペクトを感じられて面白い。
2曲目に貴志駅周辺なんにもないではおなじみの長いフレーズのコールアンドレスポンスが炸裂。
3曲目はヤバTの十八番、「集まれパーティーピーポー」で大きな盛り上がりを見せた。
  2バンド目は鶯

ELLEGARDENとtacicaのコピバンである彼女らは3ピースで、ボーカルの声が最高にいい。
1曲目にELLEGARDENの「高架線」この名曲で最高にエモい雰囲気を作り出し、MCで「夏休み残り少ないけど、楽しめたら良いですね。」なんて言って夏の終わりにエモさ倍増。
2曲めにtacicaの「LEO」アニメハイキューのOPにもなっているこの曲。 エモ✕エモな感じで終わらせてくる。
彼女の声は透き通っていて歌詞が入っていきやすい。
あと、かわいい。ビレバンで働いててほしい。
 
  3バンド目はyaotune


三重大学から来た彼ら。 三組目にしてはやくも前のほうは埋まってきている。
SHANKのコピバンである彼らはたぶんこのハコが求めているものをわかっている。
メロコアキッズが絶対喜ぶやつをぶつけてくる。
魂のこもった歌声とゴリゴリに力強いベース、耳に染み渡るギターの1音1音が最高にかっこいい。
グッドメロディを我々のもとに全力で届けてくれた。
王道メロコアへの完璧リスペクトはもちろん、自分たちの信念も忘れずに演奏していて、会場全体の心を鷲掴みにしていた。

    4バンド目はAt mark
四日市大学から来た彼ら。
DOSEのコピバンである彼らは誰もが知るあの「修羅」からはじまる。
声がそうとう渋い。
良い例えなのかは分からないが、甲本ヒロトの歌声の哀愁ゲージを最大まで振り切るとこの声になると思った。
修羅の一番の決め所。「yeah yeah」のところが最高にエモい。
ハスキーな声だが、ちゃんと耳に届いてくるこの声がたまらなく良い。

  5バンド目はいちおくろっく
ワンオクのコピバン
藤田衛生保健大学からやってきた彼ら。
可愛い声とは裏腹にあつい歌声。
「完全感覚Dremer」では完成された力強いドラムとサビの盛り上がりにむけてのブレイクのかっこよさは異常だった。
ハイトーンボイスでみせてくるワンオクもまたいい。

  6バンド目はyouth
NUNBER GIRLのコピーバンド。
なんと滋賀県からやってくるという変態っぷり。ナンバガ好きなだけあって変態っぷりを最初から前回で出していく。
正直ライターの私はこのバンドに一番期待を寄せていた。
なんでかって、それはyouthのフロントマンが完全に向井秀徳だからだ。
もう見た目だけで本能寺でずっとずっと待ってそうだし、ボールにいっぱいのポテサラを食べたそうにしてる。
野生の向井秀徳って下北沢に生息してるのは知ってるけど、滋賀県にもいたのかよ。知らなかったぜ(笑)
雰囲気だけでエモい
MCでの喋り方と口調には向井秀徳へのリスペクトしか感じない。
1曲目は「NUM-AMI-DABUTZ」
この曲、向井秀徳の声そっくりだった。あとサウンドも相当近いものを感じた。
向井秀徳が憑依してるような迫力。声も歌い方も、全部リスペクトってレベルじゃない完成度。 そうとうな変態だなこりゃ…
ここでMCが入り、フロントマンの彼が自分たちのバンドの由来(youthの由来)を話し始める。
Sonic Youthとeastern youthを敬愛していて、そこからとったとか言ってたし、ブッチャーズのアルバムの名前からもとったとか言ってたけど、影響されてる音楽まで向井秀徳と一致するあたり、かなりのリスペクトだし、こんだけ完コピされちゃったら参っちゃうレベル。
あんたたぶん生まれる時代間違えてるよ。笑
なんかギター男だけど今思い出すと田渕ひさ子だったかもしれない。
そして2曲目は「鉄風_鋭くなって」
ずるいよ。 こんなのナンバガ好きな俺絶対喜ぶにきまってんじゃん。
今度は「OMOIDE IM MY HEAD」と最後に「透明少女」もよろしく。 
正直、俺達の世代じゃもう生では聴くことのできないあの伝説のバンド、NUMBER GIRLが聞けた気がして感動したよ。

  7バンド目はツナ缶
愛工大から来た彼らはLiSAとアジカンのコピバンだ。
白い服で身をつつんだ女性ボーカルがクールな歌声を見せる。
そして、曲の途中でドラムが写真撮影をしだすというカオスっぷり。
ギターの動きは完全にHey-Smithの満さんの動きだったし、途中でカオスすぎて3弦が切れるハプニング。
しかし、誰かからギターを借りて演奏が再開するというバンドマンの友情が見れるシーンも!
2曲目にアジカンの「リライト」を清々しく響き渡らせて終了。
バンドマンらしい素晴らしい光景でした!

    ここからは第2部
8バンド目はSilence iz Mine
SiMのコピバンということもあり、堂々ったる爆音っぷりを見せる。
1曲目の「Get Up, Get Up」からかなりの盛り上げを見せる。そして、二曲目の「Killing me」ではキッズたちが各々に踊り、暴れまくって箱を縦に揺らしてみせた。
最高に熱い演奏をありがとう!

  9バンド目はアイドルバンド
東海学園大学からきた彼らは全員一年生で、ライブハウスの経験もあまりないといいながらも、力強い堂々ったる演奏を見せてくれた。
1曲目にワンオクの「The Begining」のカバーで観客の興味を惹き
2曲ELLEGARDENの「ジターバグ」のカバーで完璧に我々の心を鷲掴みにしていた。
選曲と、演奏共に最高のバンドだった!

  10バンド目はLDS
彼らはL'Arc~en~Cielのコピバンである。
最初にシンセサイザーの音から始まり、緊張感を演出し、箱いっぱいの観客の心を掴んだ。
難しいラルクの歌をこれだけ完璧に見せてくれるのはアガらざるをえない。
途中のMCでは、「東京大学からきました~LDSです!」という入りでつかみで笑いをとりボーカルはラルクが実は好きではないという衝撃告白!!
そしてシンセサイザーの顔がジャンヌ・ダルクのkiyoにめっちゃにてるというネタまで、MCがが面白い!!
最後に「GOOD LUCK MY WAY」でかなりの手があがり、会場の一体感とかっこよさを見せてくれた!
男女問わずかなりの盛り上げを見せていた彼らに盛大な拍手を!!

    11バンド目はscratcherだ。彼らはワンオク

一曲目にワンオクの「皆無」でボルテージを上げてくれた!!
結成して間もないながらも高いクオリティ演奏を見せた彼ら。
ベースがサンダーバードというかっこよさが個人的に最高だった。
  12バンド目はZENT

My Hair is Badのコピバン
最初にあの定番曲「真赤」で会場を盛り上げた。
正直かなり声質が椎木知仁ににてた。特にサビが完全に椎木の感情のこもり方とおなじそれを感じた。
それと演奏のクオリティの高さも相まって最高のライブが繰り広げられた。
ZENTの5人はそれぞれ違う場所で活動してるが音楽を通じて知り合った仲間だという。
そして、全力で楽しむことをモットーとしているという熱いMCから、2曲めはなんとオリジナル曲を披露。その名も「Answer」
彼らの音楽を全力で楽しむという考えへ音楽で答えを出した。そんな曲に仕上がっていた。

  13バンド目はゴリラ動物園
名前からしてヤバイ感じしかしない。
彼らはAttilaのコピバン。
1曲目に「Payback」から入り、多分尺全部終始ゴリゴリのデスボイスだけでやってたと思う。
一言で感想を言うとしたらシャウトアンドシャウトアンドシャウトだ。
クオリティの高さはかなりのものだった。 パフォーマンスも最高だったし。
バンド名がゴリラ動物園でよかったよ。
  もしパンダ動物園とかだったら正直温度差で風引いてた。いや、風邪引くどころじゃ済まないね。
たぶん動物園の頑丈な檻から出てくるくらいの荒れ狂ったゴリラが憑依してた。たぶん最強のゴリラたちがバンドやってたらこんな感じ。それくらいに迫力がすごかった。
ゴリゴリのラウドをありがとう!ゴリラ動物園!

  14バンド目
Life finds a way
BeartoothとBullet For My Valentineのコピバン
Beartoothを知らなかったので家で調べてみたが、正直バチクソかっけぇ。
んでもってLife finds a wayと聴き比べてみたけどかなりの仕上がりっぷりで、クオリティの高さは最高峰のものだった。
彼らはみんなにこのバンドが一番盛り上がってると言われたい。そんな気持ちでこのライブに挑んでいて、そんなメッセージから繰り出されるバンドの叫び声っていうのが響き渡った。
最高にカッコイイバンドでした!

  15バンド目はここあ♡はAlexandrosのコピバン!
金城学園大学からきた彼女らはこの21組の中でも数少ないガールズバンドだ。
フロントマンはボーイッシュでかなりかっこいい!女子のモテるタイプの属性だ!
あとギターの女の子はテレキャス持ってた。テレキャス女子っていいよね。(個人的意見)
1曲目の「Famous day」女性ボーカルだが、力強い歌声とともに、なにか伝えたい強い思いが声に感じられて最高にエモかった。
2曲目は定番の「ワタリドリ」で会場を完全に盛り上げてくれた!

  16バンド目はF.O.P
三重県からやってきた彼らはRed Hot Chili Peppersのコピバンだ。
変態ギター、変態仙人のドラム、ZOROの仮面をつけて見た目から変態なベース。
異色すぎるメンツから繰り出されるテクニカルすぎる演奏の数々。
正直どれを取り上げてもすごすぎてクオリティの高さは見た人しか味わえない。
最後に「Keep On Running」のかっこよすぎるベースの入りからレッチリが今の学生の世代ではないながら、最高の盛り上がりだった。

  17バンド目はトリチェ3ピースバンド。
UNISON SQUARE GARDENのコピバンである彼らは全員安定して演奏のクオリティがうまい。あとサウンドが最高にカッコイイ。
最初にオリジナル曲から始まり、心地良いメロディの曲だったことが鮮明に思い出される。
2曲目にユニゾンの「きみのもとへ」でギターの爽やかなコードから心地よく始まり、エモいボーカルの声がユニゾンを匂わせる。
安心して音楽に乗れるそんな演奏だった!

  18バンド目はS☆per UVERworldのコピバン
1曲目は「The Over」で女性ボーカルながら力強い歌声で、UVERとはまた違った良さがある歌声だった。
2曲目は「SHAMROCK」で一気に会場の空気を沸かせた。
中でもドラムはかなりのクオリティで会場の中でも噂になっていた。

  19バンド目は
Attila名前のままAttilaのコピバンだ。
最後から3番目ということもあり、ゴリゴリに盛り上げてくれた。
会場もラストスパートにかけかなりヒートアップしていて、観客への煽りも効果抜群。
みんなで首を振るスタイル。
全員が楽しんでないと楽しめない!そんなキテレツゴリゴリ雄叫びサウンドで会場の温度も一気に上った。

  20バンド目はSiMのコピバンでHAMだ。
ラスト2バンド。
なんと会場がいっぱいになって入場規制がかかるほどに。これはまた熱い。
最高に熱いシャウト。そして忘れちゃいけないのがそれを支えているぶっとい柱になる演奏があるということ。
1曲目に「 Faster Than The Clock」で最初っからクライマックス。
2曲目は「Amy」で地震がおきたのかとおもうほどに縦揺れが。
最後にf.a.i.t.hで熱いウォール・オブ・デスを完成させ。最高の終わり方を見せた。

  そしてついに21バンド目。
  マキシマムザホルモンのコピバンでサラダチキン。
最初にトリやりまーすという宣言から早くも数時間がたち、サラダチキンははたしてトリとしてどんな演奏を見せてくれるのか。
最初に「爪爪爪」からスタート。なんだよそれ、最強すぎんか。
あとボーカル一人って何だよ。アレ一人で歌うとか赤飯っていう歌い手くらいだと思ってたわ。
おいまじかよ。始まんのかよ。どうなんだよ。。。。
  うめええええじゃねぇか。あとベースの女の子ばちかわいいじゃねぇか。いや、それは関係ないとしても歌えちゃだめだろ、一人で歌えちゃだめだろ。正直テンションの上がりようがやばいし観客も頭狂ってんのかってくらいだったし。完全にホルモンのライブだった。
ヘドバンなんて当たり前。地震起こしに来てる。
2曲目に「What's up,people?!」あれ?これまじで一人で歌ってんのか?って思うレベルでクオリティ高すぎ。
ハートランドの箱だけで相当なカロリーが消費されてる。あと温度も10度くらい一気にあがってんじゃねぇかって思うレベル。
二曲目終わったら誰かのメガネが踏まれてバキバキに折れてたし、なんかメガネ壊れたやつが崇められる始末。
すっげぇ狂ってやがる。
なんか二曲目終わってもみんな物足りない感じだった。
そんで予想外の、まさかまさかのアンコール!!
アンコールで「F」を熱唱。そんでもって会場が熱気と共に溢れかえって最高のラストを迎える。
やっぱ音楽ってすげぇわ。
 

最後に。
21組すべてのバンドの演奏を見てきて、やっぱりコピバンするってことは相当難しいことだし、それを承知でクオリティを高めようとしてたり、工夫しようとしてたりでそれがすげえかっこよく見えたし、輝いて見えた。
全バンド相当なリスペクトをもってカバーをしてたし、見た目まで似てるやつもいたし。「音楽が好きだ!」その気持が溢れんばかりの箱でした。いや、溢れ出てたねあれは。
小さな箱だったけどいろんなひとの思いがつまってて、夢があって、輝いていた。
それくらい音楽好きが集まるとこんなすげぇこともできるんだって実感した音楽収穫祭でした!

まさに収穫祭にふさわしいくらい豊作な日だったのではないでしょうか!
つたないレポートでしたが、本当に楽しかったです。ありがとうございました。


   文=よべけん

レポ5

2017.9.5  
会場はDAY TRIVE
10時45分入場、演奏者や観覧者、スタッフで会場は賑わっている。

   本日のDAY TRIVEトップバッターを務めるのは、4人組ガールズバンド『null』
チャットモンチーのコピーバンドである彼女らの演奏は、1曲目「ハナノユメ」伸びやかな声と安定した演奏に会場は盛り上がり、声援が湧き上がる。2曲目は「風吹けば恋」軽快なリズム感で疾走感あるスタートとなった。
  続いて椙山女学園『暗黒の闇に葬られし、いちご色の鮪』1曲目はPUFFYの「アジアの純真」ツインボーカルの交わる声が心地いい。
2曲目ゴールデンボンバーの「また君に番号を聞けなかった」のサビでは観客がお馴染みの振りで盛り上がる。フリップで見せる演出も斬新で笑いを誘った。

  今回の音楽収穫祭のために結成された男女混合6人バンド『sixted』は、CHICO with HoneyWorks「プライド革命」とLiSAの「Catch the Moment」を明るく演奏した。
チームワークばっちりで、サウンドの交わりがピカイチ。
ライブに対する姿勢や楽しんでいる様子が満員になった会場の観客にも伝わっていたはずだ。

  三重大学と三重看護大学のメンバーで結成された『バンザイシステム』は、Gt.とBa.の3人の音もさることながら、女の子2人のDr.とKey.の音も力強い。2曲目のKOH+「KISSして」では、Vo.がマイクを向けると観客の掛け声も合わさって会場が一体となった。

  バンド名から分かるように、SUPER BEAVERのコピーバンド『SUPER RESCAL 』の1曲目は「青い春」ハンドマイクを使って観客を魅了した。2曲目の「証明」は手拍子が観客から自然と湧き上がり、バンドの熱が会場を覆った。元バンドへのリスペクトが感じられ、熱いステージとなった。

   岐阜薬科大学の軽音部で結成された 『nouveau jeu』は、ヴァイオリン演奏者が居る異色のバンド。ヴァイオリンの音色から艶やかに始まる星野源の「恋」では心地の良い空気感を作りあげ、観客の心を掴んだ。2曲目はAqua Timezの「千の夜をこえて」を気持ちを込めて歌いきった。
静かに熱い視線で聞き入る観客の姿が印象的だった。

  愛知産業大学の4人組バンド『イエローラベル』は前哨戦も唯一全参加している。Dr.は盲腸を乗り越えてのステージとなった。1曲目のさユり「三日月」では、女性ボーカルの曲だから自信が無いとVo.は照れながら話していたが、バンドの世界観が出た堂々としたステージは圧巻だった。2曲目高橋優の「CANDY」は気持ちのこもった演奏で、伸びのあるVo.の声が会場を包んだ。

ここで30分の休憩を挟む。
会場では出演者同士が談笑する姿や、次のステージに向けて少し緊張した面持ちで準備をする人や出番が終わってホッとしている人など様々だ。

13時40分
名古屋商科大学から参加のジャズバンド『Jolly Fellows Jazz Orchestra』は、1曲目「Cameleon」を演奏しだすと微睡んだお昼の空気を大人な空間に様変わりさせた。MCを挟んで2曲目「Oleo」に続き3曲目「ナウズ・ザ・タイム」で会場は完全にジャズの空気に飲まれた。

アコースティックな男女混合バンド『白塚少年少女合唱団』の1曲目はbacknumberの「高嶺の花子さん」バンドメンバーが笑顔を見せて演奏している姿が印象的だった。ピアノをBGMにMCが進み、ふざけながらも2曲目が始まると空気が変わった。sumikaの「リグレット」意味は、後悔。1人1人の演奏が際立つステージだった。三重大学からの観客も多く集まった。

三重県から参加の『ギタマン』は爽やかな演奏と伸びやかな歌声で1曲目HYの「AM11:00」を披露。女性コーラスも加わり音に輝きを感じる。2曲目「明日があるさ」では、バンド紹介も交えつつ楽しく明るいステージを演出した。

アコースティックソロライブを披露したのは『林』。1曲目go!go!vanillasの「オリエント」では静かなギターの音色と気持ちのこもった声が重なり合い、心地いい。2曲目はSUPER BEAVERの「歓びの明日に」。観客からも熱い視線が送られる。

優しい歌声の男性ボーカルと透明感のある女性ボーカルのフォークデュオ『ラビッツ』は1曲目阿部真央の「天使はいたんだ」を歌い上げた。2曲目ナオトインティライミの「Hello」では男性ボーカルメインで会場は爽やかな雰囲気で包まれた。

名古屋芸術大学から参加の男女混合アコースティックバンド『OKAMAN』。前哨戦に参加した時とは少しメンバーが変わっての参加。1曲目彩香×コブクロの「WINDING ROAD」のエネルギッシュな演奏に、自然と観客も表情が明るくなる。2曲目はaikoの「milk」で甘い空気に。全ての演奏が合わさって最後まで暖かい音色を奏でるステージとなった。

中部大学から参加の『春日井物語』は実行委員のメンバーが参加している男3人組バンド。メンバー同士の仲の良さを感じさせるステージは会場に笑いを誘った。激しい演奏で最後まで突っ走った。

30分の休憩を挟んで後半戦

椙山女学園から参加の『午後のパンダ』はSHISHAMOのコピーバンド。1曲目「彼女の日曜日」では、緊張しながらも笑顔で演奏する様子が見られた。2曲目「君と夏フェス」では、観客も一体となって熱い夏フェスが再現された。

中京大学から参加の『口論ズ』はこの音収祭のために結成された、海外のピアノロックThe Frayのコピーバンド。メンバーのほとんどがライブハウス初体験だという。1曲目「Over My Head」から始まり、大人っぽい雰囲気を漂わせるステージとなった。Vo.以外は全員1年生だということにも驚きだ。

滋賀から参加の『Magic of lake』はMagic OF LIFEのコピーバンド。1曲目から突き抜ける熱は、観客を巻き込んだ。2曲目「栄光への一秒」では、手拍子や前方では観客がリズムに合わせて体を揺らす姿も見られた。
周りを巻き込む力のある4人組バンドだった。

残すところあと3バンドとなった後半、『からくりゴリラ』はボーカロイド曲を中心としたコピーバンド。1曲目の「からくりピエロ」はピアノソロから始まり、自然と手拍子が起こる。2曲目「ブラック★ロックシューター」では観客の熱も最高潮に達し、観客が体を大きく揺らす姿が見られた。曲が終わると大きな拍手と歓声が湧き上がった。

トリ前を務めるのは、名古屋女子大学から参加の一年生バンド『Pop Corn』。SHISHAMOの曲を披露した。1曲目「みんなのうた」から始まり、安定感のあるDr.のリズムに柔らかさのあるGt.の音やVo.の歌声が心地よい。2曲目「推定移動距離」では好きな人に会いに行きたい気持ちを軽やかに演奏しきった。4人の優しい雰囲気に会場からは拍手が起こった。

DAY TRIVEトリを飾るのは名古屋工業大学から参加の『Helsinki』。Helsinki Lanbda Clubのコピーバンドだ。トリということで観客もわくわくしながら1曲目が始まる。曲が終わると元の曲を知らない人も多いかもしれないが、という説明を笑いも交えながら和やかな雰囲気でmcがすすむ。コールアンドレスポンスの掛け声も一体となって会場は最後まで声援が飛び交った。

20バンドが演奏し終えた会場は、まだ少し熱気を帯びていて、余韻を残している。
たくさんの人の協力と努力、そして音楽に関わるそれぞれの思いがあったからこその今日を迎えられたことを嬉しく思う。今日と同じステージは二度と無いのだと痛感しながら、またこんなステージが見てみたいと心から思った。スタッフ、出演バンド、ボランティアのみなさん、お疲れ様でした。

文=斉藤あかり

レポ6

イベント全体
-初開催。音学収穫祭のあれこれ。-
晴天の幕開け。東海地方大学の音楽集団、初の試み”音収祭”。思ったより楽しんだのは私だけではないはず。そんな音収祭のお客さんの様子を振り返ろう。
音楽の町、新栄の6つのライブハウスそれぞれにドラマがあるに決まっている。まずはタイムテーブルとのにらめっこから1日をスタートさせる人がほとんどだ。
ライブが始まるまでの間、新栄の美味しいご飯に舌鼓を打ちつつライブハウスをぐるりと回ってみると、バッチリおしゃれにキメたかわい子ちゃんがいたり、奇抜な髪型をしたライブキッズがいたり、Tシャツはストーンローゼスからトレジャー2017までと幅広く、魅力的な「音収祭キッズ」で溢れている。
ステージは朝から晩まで見応え充分のライブが盛りだくさん。様々なジャンルのバンドをまさに収穫するように回るお客さんは、勢いのあるアマチュアバンドに度肝を抜かれていた。
山程待ち構える学生バンドに若干の戸惑いすらも感じつつ、ゲストバンドがライブを行う夜まで駆け抜ける。
こんなに感情を制御することが難しい1日はまさに学生音楽シーンの中心であり、陣頭であった。


Text by 村松 遼

バンドハラスメント
バンドハラスメント
-全身全霊で挑んだモンスターバンド-

気持ち悪いがよく似合うバンドだ。
別に新譜のジャケットの話をしているわけではない。2015年10月始動のレベルではない。本当に気持ち悪い。
バンハラ待ちの会場が暗転。そしてSEはなんと、ロイ・オービソンの名曲「Oh Pretty Woman」だ。自然と手拍子が沸き起こる会場にメンバーが登場するとさっそく、斉本(Dr.)が挨拶。
初めてライブを見る人、なんとなく知っているから見てみた人が大勢で決してホームではない雰囲気の中演奏される「脇役」。この曲を頭にもってきたのが強烈なバンハラらしさだ。
その後の曲もステージ一杯まで走り回り、踊り、時には井深(Vo.)が胸に手を当て表情を豊かに変え、観客を視覚的に楽しませてくれる。
そして決して簡単ではないフレーズをワタさん(Gt.)が平気な顔して余裕たっぷり演奏している。バンハラの幅広い演奏は人気の1つだ。
終盤になるに連れて、切ないステージへとどんどん色を変えていく。正直すぎる歌詞が印象的な「君と野獣」がこのステージ最後の曲となる。
音収祭前日にMVが発表された話題の新曲が聴けなかったのは残念ではあるが、明らかにモンスターバンドを目撃した。
Text by 村松 遼 passcode
PassCode
-新栄の夜を掌握!-
これほどまでに狂気的なアイドルがいるだろうか。これほどまでにギラギラしたスペードボックスを誰が予想しただろうか。
南の鋭い目線がフロアを刺し、今田のシャウトでライブがスタート。簡単な「アイドルのコンサート」なんて言葉ではまとめられない雰囲気だ。もちろんその頃すでに観客はいつも通りハチャメチャになる準備は出来ていた。
曲がMCなしで次々と披露されていく。激しいバンドサウンドの上をコンテンポラリーなダンスをしながら可愛い4人が叫ぶのだ。そのパフォーマンスにオーディエンスは大いに盛り上がった。
アイドルが溢れる現代で、最強なポテンシャルを持った彼女達が今後どういった方向に進んでいくのか、期待せずにはいられない。
スペースD

今回のイベントの中心基地。受付やハンドメイド販売、記念撮影スポットなどが設けられている。手作りの看板やポップが至る所に見られる。これも学生イベントの醍醐味の1つではないだろうか。
ハンドメイドブースはもはや素人ではない。ピアスなどのアクセサリーが商品として魅力的なのはもちろんだが、バッチリ包装され、オシャレに陳列してある。 販売しているスタッフの方ももちろん音楽好きだ。先日のトレジャーでもオーディエンスを沸かせていたスーパービーバーの虜だそうだ。
そんな会話を楽しみながらふと受付を見ると、人の列が出来ている。私のように様々な出会いがあった事だろう。



Text by 村松 遼